顎関節症の鍼灸治療本文へスキップ

顎関節症 大阪 淀川区

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顎関節症の鍼灸治療

顕彰を受賞

楽しい食事 長時間の会話や硬い物を食べている時に、顎関節が痛くなったり、下顎骨周辺がだるくなったり疲れてきたことはないですか?このような症状を経験したことがある方は軽度の顎関節症の可能性があります。

 顎関節症は、このような日常生活のほんの些細なことから発症します。そして些細な原因によって顎関節症は発症するため、実は顎関節症はそんなに珍しい病気ではないのです。あまり聞きなれない病気ですので少ないと思われている方も多いとは思いますが、軽度の顎関節症を含めると50%以上の方が顎関節症の可能性があると考えられています。

 『あごが痛い』、『顎が開かないため話しづらい』、『口が開かないから、食事ができない』、『顎から側頭部にかけて頭痛がする』、『顎関節周辺がしびれる』以上のような悩みをもつ方が、20〜40歳代の若い世代で特に女性に増えているようです。この症状は、顎関節症の典型的な症状です。

 顎関節症の有病率は、ある調査によると顎関節症による痛みがでていない潜在患者を含めて小学生で10%以下、中学生で約13%、高校生で約20%、11歳ごろから上昇し、16〜20歳と31〜35歳に発症のピークがあるという統計結果が出ています。推測では日本の総人口の約30%〜40%であり、そのうち500万人が顎関節症の治療が必要であると考えられています。

 顎関節症の発症は、『徐々に口が開かなくなる』ようなゆっくりとした変化で発症するタイプや、『朝起きたら口が開かなかった』というように急激に発症する顎関節症があります。徐々に口が開かなくなるパターンの場合には、咀嚼筋が関与する1型の顎関節症の場合が多く、『朝起きたら口が開かなかった』というような場合には関節円板が関与しているV型の顎関節症が多くあります。

 顎関節症の初期は症状が軽く日常生活に不自由を感じないために、顎関節症にかかっていることに気付かずに放置されることが多い疾患です。特に、顎関節症の初期は痛みや違和感を感じても一時的で、しばらくすると症状が自然と改善することがほとんどです。その為、しばらく様子を見ようと思ってしまうのです。その結果、顎関節症の発見が遅れてしまい症状が悪化してしまいます。

 顎関節症の患者さんが増加している原因は顎関節の弱体化といわれていますが、当院ではストレス社会と関係していると考えています。ストレスによって、無意識にブラシズムと呼ばれるくいしばりや噛みしめが起こることによって顎関節症が発症していると考えています。実際に、顎関節症が発症してしまった方のほとんどに咀嚼筋を中心とした筋肉に過緊張が認められます。

 それでは、「顎関節症かな?」と思って治療を開始する目安をご紹介いたします。

 顎関節の開け閉めでポキポキなるだけであれば治療を受ける必要がないことがほとんどです。ですが、ポキポキなるだけでなく顎関節周辺に違和感がある方の場合には、症状が徐々に悪化する可能性が60%といわれています。その為、治療を受けることをお勧めします。

 次に、食事の時に顎関節に痛みや違和感が現れる方についてです。この違和感が硬いものを食べた時だけでてすぐになくなる場合には治療の必要はありません。ですが、違和感が持続したり痛みが食後にも残るようでしたら治療開始をお勧めします。

できるだけ早い治療開始をお勧めします!

 顎関節症に限ったことではありませんが、出来るだけ早い治療開始が症状改善までの期間に影響します。その為、出来るだけ早い治療開始が重要です。顎関節症の治療法としては様々な方法があります。ただし、多くの方法は結果が伴わないのが現実です。それはインターネットで調べればよくわかると思います。
「○○を何か月も付けているのに全く改善しない。(逆に悪化した)」
「何か月もマッサージを受けているのに改善しない」
が代表的な顎関節症の改善にとって意味のない方法ではないでしょか?

 では、なぜ顎関節症は改善しないのでしょうか?それは、あなたの顎関節症のタイプに合った治療法を選択していないからです。つまり、治療する側があなたの顎関節症のタイプをきっちりと把握できていないことが一番の問題なのです。今現在、治療を受けている方で症状が改善していないのであれば、「顎関節症がどのような状況なのか?」を納得がいくまで徹底的に質問するべきでしょう。そうすることで顎関節症が改善するまでの流れも想像しやすくなると考えられます。その質問に明確な答えを持っていないような場合には要注意です。

顎関節症は大阪の骨格の専門家にお任せ下さい!

顎関節症の整体療法の専門家

治療後に『1回目から変化が分かる』と評判の野村式顎関節調節療法。解剖学や運動学等の西洋医学的知識、鍼灸を中心とした東洋医学の概念を合わせて、あなたの症状に対して顎関節症治療を行います。

これまでに数多くの相談を受け、野村式顎関節調整療法によって多くの顎関節症の症状改善とともに、たくさんの笑顔を見てきた大阪の骨格の専門家に一度ご相談ください。

 顎関節症は日常の姿勢との関連も深い疾患の為、顎関節だけのバランスではなく全身レベルの調整を行います。また、顎関節症に関する知識・技術はもちろん、さまざまな顎関節症の悩みを解決してきた経験から、健康な身体になれるようサポートします。

また、顎関節の歪んだ状態での生活が長くなればなるほど歪みは治りにくくなってしまいます。1日でも早く適切な顎関節症の治療を受け、ベストなバランスを取り戻しましょう。

顎関節症治療はこのような方にお勧め

 当院での治療により、1回目の治療から顎関節症の痛みが軽減する方が84%いらっしゃいます。
また、開口障害の71%が6回以内で解消できています。

 顎関節症って?

顎の痛み 『顎関節症(Temporomandibular Disorders)』というと聞きなれない病気かもしれませんが、顎関節症で悩まれている方は多く、子供から高齢者まで幅広くみられる病気で、最近増加している病気の1つでもあります。

 顎関節症は、10歳代から増え始め20歳代・30歳代に多くみられます。この年代は生活環境が変化しやすい年代であるためストレスを感じやすく、そのストレスによって噛みしめが起こり顎関節症が発症しやすいと考えられます。

 症状は軽度から重度まで様々で、『硬いものを食べていたら顎が痛くなったけど、時間がたつと治った』という経験は、女性の約60%が感じた事があるともいわれています。これは、自然に治る極軽度のタイプと考えられます。軽度の顎関節症であれば、口を開けたり閉じたりする時に異音(パキパキ、カクカクなど)がするだけの場合や、少し違和感を感じる時間がある程度の症状です。また、『ある日突然口が開かなくなった』という急激な発症の場合もあります。顎関節症の初期は常に痛みがあるわけではなく、顎関節の運動である開口運動・閉口運動の時だけ痛みがあり、初期は『これぐらいは大丈夫』と放置されがちです。

 顎関節症は気が付かないうちに徐々に悪化し中度の顎関節症になると、朝起きた時の顎の痛みや顎の重だるさ、顎関節部の痛みだけでなく首こりや肩こりによる違和感や痛みなど、顎に近いところから症状が広がりこの段階で徐々に固いものを食べることができなくなってきます。また、頭痛、めまいや内臓障害などの自律神経失調症などの症状が伴うようになることもあります。

 さらに重度の顎関節症になると、常にあるアゴ部分の痛みと口が開きにくくなってきます。その為、食事をする、話をするなどの日常生活動作に支障をきたします。重度になると多くのものが食べられなくなり、食事は流動食が中心となります。この段階になると、症状が改善するのに長い期間が必要となります。

 顎関節症治療の開始時期の目安として、アゴが左右にゆがんでいる、かみ合わせが悪い感じがする、アゴの部分に違和感がある、このような症状が現れてきたらできるだけ早く顎関節症の治療を開始しましょう。

顎関節症チェックリスト

.鏡を見ながら顎の開閉運動を行ってください。この時に顎先がまっすぐ下に降り、そしてまっすぐ上にあがってくるかをチェックして下さい。まっすぐ動いていますか?この顎の開閉運動で左右にゆがむ方は、顎関節症の可能性があります。

.顔の輪郭を見て下さい。顎先が左右にゆがんでいませんか?ゆがんでいる場合には、咀嚼筋に問題がある場合や顎関節自体に問題がある場合があります。

.鏡の前で舌を出して下さい。舌はまっすぐ出ていますか?舌がまっすぐ出ていない場合には、咀嚼筋に問題がある可能性があります。(脳に障害がある方は除きます。)

.口を大きく開けてみてください。この時に、口が左右対称に開いていますか?開いていない場合には、咀嚼筋の問題による顎関節症の可能性があります。


 いかがでしたか?上記のチェックリストで当てはまる項目が2つ以上ある場合には、顎関節症の治療を開始する事をお勧めします。特に、顎関節部に痛みがある場合や顎関節の動きに異常が出ている場合には早期の治療開始をお勧めします。

 顎関節症の原因

 顎関節症の有病率は、ある調査によると顎関節症による痛みが出ていない潜在患者を含めて小学生で10%以下、中学生で約13%、高校生で約20%、推測では日本の総人口の約30%〜40%であり、そのうち500万人が顎関節症の治療が必要であろうと考えられています。

 以前は、顎関節症の起こる原因は噛み合わせの悪さと考えられてきました。しかし、最近では顎関節症について少しずつ解明され、噛み合わせの悪さだけが顎関節症の原因ではないことがわかってきました。
 ここでは、その具体的な原因を記載します。

背骨のゆがみ

ゆがみ 1つは、背骨の歪みです。背骨が歪むと一番上位にある首に最も強くゆがみが起こってしまいます。その結果、首の筋肉が硬くなってしまい顎関節の動きを制限してしまい、そこから顎関節症が発症してしまいます。

本来人間の体は、少しの筋肉で身体を支えることができるように作られています。ですが、身体がゆがんでしまうと、姿勢を維持するだけでも様々な筋肉の力がいるようになります。つまり、身体にゆがみがあると”立っている”、”座っている”だけで身体がだるくなったり疲れてきたりすることになります。

 身体のゆがみは足から起こることが多く、足の重心位置の異常によって骨盤がゆがみ、骨盤の歪みによって背骨が歪み誘発されます。そして、背骨の一番上位にある首に最も強くゆがみが起こってしまいますそうすると、首の筋肉が硬くなり顎関節の動きを制限してしまいます。また、頭蓋骨にもゆがみが起こります。その結果、顎関節症が発症する流れとなります

骨盤 骨盤にある仙腸関節は頭蓋骨と連動して動いています。その為、仙腸関節にゆがみが起こると頭蓋骨にもゆがみが起こります。たとえば、骨盤が歪んでいる場合にはウエストラインの高い方に首は傾く傾向があります。その結果、傾いている側の首の筋肉は過緊張を起こしてしまいその状態に連動して咀嚼筋も硬くなってしまいます。そうすると、顎関節の位置も変位してしまい顎関節症が発症します。また仙腸関節が歪むと背骨がゆがんでしまい、猫背などの不良姿勢が起こります。そうすると、身体のバランスを保つために様々な筋肉を使って姿勢を維持するようになります。このような状態が、長期間続くと背骨やそれを支えている筋肉、足や手、内臓の働きにも影響が現れるようになります。

 顎関節症の場合、このような骨格のゆがみが筋肉バランスを壊してしまい咀嚼筋を中心とした顎関節周辺の筋肉に過緊張が起こり顎が左右にゆがんでしまいます。その結果、くいしばりや噛み合わせ不良が起こってしまいます。このような状態になるとさらに顎関節のゆがみが強まってしまいます。

 このように考えると、顎関節症の発症に全身のゆがみが影響していることがご理解いただけると思います。また身体の歪みによって、首に傾きが起こり、その結果が噛みしめといった状態であるため、噛みしめを改善するためには全身の骨格バランスを改善しなければいけないということになります。

 片噛み

片噛み 顎関節症の方の中には、食事をするときに片方で噛む癖がある方が多くいらっしゃいます。これは、顎関節症が発症してしまいやすい原因の一つとなります。

 片方で噛むとどちらの顎関節に負担がかかると思いますか?噛んでいる方の顎関節ですか?それとも、反対側の顎関節でしょうか?この時、噛んでいる方の顎関節に負担がかかると思われる方も多いのですが、実際には噛む側と反対側の顎関節に負担がかかります

 噛む側と反対側の顎関節に負担がかかる理由はてこの原理が働くためです。物は奥歯で噛む事がほとんどです。この時、噛んでいるところがてこの原理でいうと支点になります。そして、この支点が噛む側に偏っているので力は反対側にかかるようになります。これはシーソーのような感じです。つまり、噛んでいる側の顎関節には広げられるような力がかかり、逆に噛んでいない側の顎関節には圧迫する力が加わることになります。

 このように顎関節にかかる力が不均衡になると、関節の状態が不安定になります。そうすると、噛む側の外側翼突筋が顎関節を安定させるために関節円板を前方に引き出します。その結果、関節円板の厚い後方の線維が引き伸ばされ、前方の関節円板の厚みが増し顎関節が安定します。このようにして、関節円板の厚みを調節して顎関節を安定させようとします。

 このような状態が一時的であれば顎関節には全く問題は起こりません。ですが、片噛みする癖となって毎回このような状態が起こると、関節円板の位置異常が起こってしまいます。 

 また、骨や筋肉は、それぞれの機能に最も適した形に変化します。これはドイツの外科医ユリウス・ウォルフ(1836〜1902年)が提唱した『ウォルフの法則』と呼ばれる法則です。『骨は長期間反復される機能に従って、その機能に最も適した形態に変化する』という法則です。具体的には、筋肉は使えば引きしまり、使わなければ衰えてしまいます。骨も同様で長期間使っている方向に強くなります。逆に使わなければ、骨も弱ってしまいます。

 これを顎関節症に置き換えると、片噛みをする癖がある方は噛む側の咀嚼筋は強くなり、逆の咀嚼筋は弱ってしまいます。また、噛む側の骨は強くなり、逆の骨は弱くなってしまいます。その結果、下顎骨の左右バランスが崩れてしまい下顎骨に変形が起こります。このような状態になると噛まない側の関節円板が破壊され顎関節症が発症してしまうことになります。

 うつぶせ寝や横向き寝、頬杖

寝方 3つ目に、横向き寝やうつぶせ寝、頬杖です。顔を横に向けて寝ることによって、顔の重みを下になっている頬で受けることになります。顔の重みは4〜5キログラムあります。この頭の重さが咀嚼筋に長時間かかることで、咀嚼筋内の血液循環は悪化してしまいます。その結果、筋肉の委縮が起こってしまい顎関節症が発症してしまいます。
頬杖も片方の顎に圧を加え続ける姿勢になるため、咀嚼筋、場合によっては顎関節自体に影響が出てきます。

 ブラキシズム

 ブラキシズムとは、歯ぎしりやくいしばりのことを言います。歯ぎしりは、歯の表面を研磨してしまい擦り減ってしまうことがあります。強い力のため当然顎関節にかかる負担は大きいものと考えられます。くいしばりは、身体に力を入れる時や何かに集中している時には起こりやすい現象です。その為、1日の中で数回程度であれば全く問題はありません。ですが1日に長時間くいしばりが起こるようであれば顎関節症が発症してしまうことが考えられます。このくいしばりや歯ぎしりが起こる原因は『ストレス』や『不良姿勢』によるものがほとんどです。

 不良姿勢

 仕事の不良姿勢によって顎関節症になってしまう方が多くいらっしゃいます。これは、仕事の緊張感から全身の筋肉に疲労がたまり、とくに首の筋肉を通して顎周辺の筋肉に悪影響を与える結果と考えることができます。とくにパソコンなどのデスクワークの場合には、姿勢が悪い状態で仕事をされる方が非常に多いのが現実です。正しい姿勢とは、骨盤の上に背骨があり、その背骨の上に頭がある状態です。この正しい姿勢に比べ、デスクワークの方の姿勢は背骨の上に頭はなく、背骨の位置より前に頭がある、いわゆる猫背の姿勢の場合がほとんどです。このような姿勢を続けると、首や肩に強いストレスがかかってしまい、その結果顎関節症が発症することになりかねません。
電話 また、デスクワークの方で電話対応が主体の場合、電話を肩と顎ではさむ方がいらっしゃいます。この動作は、片方の顎に強い力がかかります。また、この姿勢を長時間継続することで背骨にゆがみをつくってしまいます。背骨のゆがみ、特に首のゆがみは下顎骨の位置を左右のどちらかにゆがませてしまいます。その結果、顎関節症が発症する可能性が高い動作と考えられます。

 歯科治療

 顎関節周辺は相互に関連しています。そのため、噛み合わせの変化は咀嚼筋や顎関節に影響を与えます。また、咀嚼筋の変化は噛み合わせの変化や顎関節の運動の変化を引き起こします。そして顎関節の変形は、咀嚼筋の運動制限や咬合不全を引き起こします。つまり、顎関節を構成している要素のどれか一つに問題が起こっただけでも顎関節症は発症しやすい状態になるということになります。そのため、歯科治療によって抜歯をしたまま放置しているような状態は顎関節症を引き起こしてしまう可能性が高まります。

 顎関節症は、仕事が忙しい、ハイストレスな環境の方に特に発症しやすい傾向があります。ひとつの原因は、ブラキシズムと呼ばれる噛みしめの行動によっておこります。そして、片方で噛む癖も顎関節症発症の原因となります。片方で噛む癖ができる原因に、忙しさのあまりに歯科治療を途中でやめてしまっているということもあります。特に、虫歯の治療中に治療を受けることができなくなったり抜歯をした状態で歯を入れずに放置すると危険です。

あくび

あくび あくびをした時に顎がガクッとしたことはありませんか?これは顎関節が脱臼しかけた状態と考えることができます。そして、このような状態を引き起こす主な原因こそが顎関節症なのです。健康な顎関節であれば、あくびをしたぐらいでは全く問題はありません。ですが、顎関節症の特にV型の顎関節症の場合は、あくびのように大きく口を開ける際に関節円板がひっかかってしまい、下顎骨の動きを制限してしまいます。そのため、開口障害が現れます。このように、関節円板がひっかかって下顎骨の動きに制限があるにもかかわらず無理やり大きな口をあけてしまった時に関節円板に損傷が起こってしまいます。そうすると、顎関節の捻挫が起こってしまうのです。これが、あくびの後に口が開かなくなるぐらいの顎関節部痛が起こるメカニズムです。

親知らず

 親知らずとは、第3大臼歯の事を言います。親知らずという名前が付いた理由は、親知らずが生える年齢の頃には子供は親元を離れるため、親が歯の生え始めを知ることはないという理由といわれています。親知らずはまっすぐ生えてくると問題はないのですが、斜めに生えてきたり前に生えてきたりすると、他の歯との位置関係がくるってしまい噛み合わせが悪くなってしまうことがあります。このような状態が長期間継続する事によって顎関節症が発症する事もあります。

 それでは、親知らずが生えてきたらすぐ抜いた方がいいの?という疑問をお持ちになる方もいらっしゃると思います。これは、間違いです。噛み合わせに問題がない場合には親知らずがあっても全く問題はありません。そのため、親知らずを無理に抜く必要はありません。親知らずは、歯の中でも最も奥に生え、更には大きな歯です。親知らずに問題が起こった時、抜歯するのには大きな力が必要となります。この強い力によって顎関節症が発症していることが多いのも事実です。このように考えても親知らずの抜歯は、何か問題がある場合のみと考えた方がいいでしょう。

 また、親知らずに問題が起こって抜歯する場合にも信頼のおける歯科医をお選びください。無理な抜歯などによって、顎関節症を発症させている歯科医もいます。ご注意ください。

噛み合わせ

 顎関節は、物を噛んだり話したりする時の動きに関与しています。そのため、硬いものを物を噛んだり長時間話をしたりすると顎に重だるさを感じることがあります。

 また、かみ合わせが悪い方に顎関節症が多いことから噛み合わせが悪い方に顎関節症が発症すると考える方もいらっしゃるようです。そして、そのかみ合わせを改善することによって顎関節症は改善すると考え歯列矯正などを受けている方も多くいらっしゃいます。ですが、これだけで顎関節症が改善するということは考えにくいのが現実です。

 実際に、噛み合わせが悪いというのはよくありません。ですが、このかみ合わせの悪さは咀嚼筋を中心とした筋力の低下によって起こっていることも多くあります。そのため、歯科での歯列矯正を行っても筋力が弱いためにすぐに噛み合わせが悪くなっている方も多くいらっしゃいます。

 このように考えると、噛み合わせが悪くなる=筋力が弱いということもできます。

その他

 その他、大きな声で話をするのが仕事であったり、吹奏楽器や歌を歌うことが多い方の場合に息を強く吐くことが習慣化され咀嚼筋にかかる負担が強まり顎関節症が発症する方もいらっしゃいます。また、食生活の変化による顎関節の弱体化も関係していると考えています。

 このように顎関節症は、顎関節症はかみ合わせが悪いのが原因ではなく、他の何かが原因でかみ合わせが悪くなって発症していると考えられます。そしてそのほとんどが、体の左右バランスの乱れです。
 上記の原因によって顎関節症が発症すると当院では考えて治療を行っています。その結果、当院での治療症例1、107名の方の68%は痛みや動きの異常が改善しました。これは、咀嚼筋の問題や関節を固定する組織の問題の場合には特に症状が改善したという結果が出ています

 つまり、顎関節症は姿勢や背骨のゆがみなどが大きく問題になっていると考えることができます。

 顎関節症の代表的な症状

.顎が痛む
顎関節やその周辺が、食べ物を噛む時や口の開け閉め、顎を動かした時(話している時)などに痛むのが特徴です。

.顎を動かすと音(ポキッ・カクカクなど)が鳴る
顎を動かすと耳の前あたりの顎関節部で音がします。この音は、顎関節の動きが悪いことによって起こっている音で顎関節症の1番初期の状態と考えられます。たまに音が鳴るぐらいであれば、問題はありません。

.口を大きく開けられない
正常では、口を開けると指が縦に3本位入る状態です。指縦に2本以下の場合は顎関節症の状態と考えられます。

.噛み合わせが悪くなる
顎の関節や、咀嚼筋(そしゃくきん:噛む時に使う筋肉)がおかしくなると顎の動きがおかしくなります。

.口を閉じられない
口を閉じられない方は非常に少ないですが、顎関節の中で下顎骨が前にずれてしまい口が閉じられなくなってしまっている状態です。

.耳鳴り・耳の閉塞感
 キーンという金属音のような耳鳴りやザーザーといった波の音のような耳鳴りなど高音の耳鳴りが引き起こされます。さらに、耳鳴りとともに耳の閉塞感を伴う事もあります。
 また、顎関節のゆがみが強く起こった場合には内耳神経が圧迫される事によって大きな音で耳鳴りが起こることもあります。
 耳鳴りで、耳鼻科を受診しても原因不明の場合や薬を長期間飲んでも耳鳴りがおさまらない場合には、顎関節症にって引き起こされている耳鳴りかもしれません。

.頭部や顔面部の神経痛
 顎関節症が悪化すると、後頭部の大後頭神経痛や顔面部の三叉神経痛を引き起こしてしまう事もあります。
※顎関節症のタイプについて詳しくはタイプ別分類をご覧ください。
※症状をもっと詳しくお知りになりたい方はページ下部でご紹介しております。

当院で治療を受けるメリット

 当院での鍼灸治療の流れ

Hotdogを食べる女性女性の方も安心!
    顎関節症治療に来られる方の74%が女性です。

顎関節症の鍼灸治療ってどんな事をするんだろ?
どんな手順でするんだろ?って不安ですよね。
初めて顎関節症の治療をお受けになる前に、安心して鍼灸治療が受けられるように基本的な流れを記載します。

【顎関節症の鍼灸治療に来院されている方の年齢】
 10歳代 … 10%
 20歳代 … 31%
 30歳代 … 42%
 40歳代 … 11%
 50歳代 …  6%

(1)問診票のご記入


問診票のご記入いただく時間としてご予約の10分前のご来院お願いしております。

(2)カウンセリング

カウンセリング 記入していただいた問診票をもとに、
『どのような顎関節症の症状がありますか?』
『どのような時に顎関節症の症状がでますか?』
『どのような時に顎関節症は楽ですか?』
『顎関節症の痛みの程度はどれくらいですか?』
『顎関節症にに付随する症状はありますか?』
『耳の閉塞感や耳鳴り、めまいはありますか?』
『顎関節症の症状の中で、何が一番つらいですか?』
『顎関節症の原因に心当たりはありますか?』
          『口はどれ位開きますか?』
          などをお尋ねします。
          カウンセリングによって顎関節症の治療計画を立てます。

(3)検査

  顎関節の運動が正常に行われているかどうかをチェックいたします。
 チェック項目
 ○開口障害はないか?
 ○顎先はゆがんでいないか?
 ○開口時に正常な動きをしているか?
 ○顎関節症による痛みの部位
 ○咀嚼筋のバランスと動き
 等のチェックを行います。
 顎関節症によって自律神経症状があらわれている場合には自律神経機能検査(ページ下部参照)を行います。
 カウンセリング・検査の結果、1型の顎関節症の可能性が高い場合や強い痛みが現れているような場合には鍼灸治療を行います。

(4)説明

治療後説明 カウンセリングと検査をもとに、現在の顎関節症の状況で把握できた問題点と、これから行う治療内容をていねいに分かりやすく説明いたします。施術方法などわからない事があれば何でも相談・質問してください。

 顎関節症はタイプによって原因が異なり、理解しにくい疾患の1つです。説明内容や、治療方法などわからない事があれば何でも相談・質問してください。専門用語を使わずわかりやすく説明いたします。

(5)顎関節症の治療

 顎関節症の治療では、症状に合わせて治療を行います。
 鍼灸治療、”痛い”というイメージがあると思います。
 当院では、髪の毛ぐらいの太さの鍼を使用します。そのため、鍼灸治療に痛みはほとんどありません。使用する鍼はすべて日本製の使い捨ての鍼ですので、安心して治療を受けることができます。
『このような治療を受けたい』等の御希望がある場合には、お気軽にご相談下さい。症状に適応可能であればその治療法で治療を行います。

(6)治療後の効果測定

 開口状態や痛みなどの治療前との変化についてお尋ねいたします。

(7)説明

 顎関節症は、生活習慣に大きな影響を受ける疾患です。その為、顎関節症が発症する要因となる日常生活の注意点についてご説明いたします。
 また、顎関節症の状態に合わせて御自宅で行う事の出来るセルフケアをアドバイスさせていただきます。
 当院では、『患者さんに解り易い説明』をモットーにしています。わかりにくいところがあれば、何でもお気軽に質問して下さい。

 顎関節症治療

顎関節症の鍼灸治療

鍼灸治療 現在の西洋医学では関節部の痛みなどの判断の検査ではレントゲンやCT、MRIを使用します。MRIを除き、レントゲンやCTでは、筋肉の状態を判断することはできません。また、MRIであっても筋肉の付き方などは解明できても、筋肉の硬さや動きを解明することができません。このような理由から、顎関節症の画像診断では骨や関節の異常の検査が主体となっています。その結果、筋肉の異常によって引き起こされるものをおろそかに考える傾向があります。

 顎関節症で、さまざまな治療法を受けても改善できなかった場合には、それは噛み合わせや関節の問題ではなく筋肉が原因で問題が引き起こされている可能性があります。実際に、顎関節の運動に関連する筋肉のすぐ下には、顔面動脈や三叉神経があります。つまり、咀嚼筋が硬くなることによってこれらの構造物が圧迫されて痛みやしびれなどの症状が現れるようになります。

 筋肉の硬さが原因で顎関節症が起こっている時には、鍼灸治療がおすすめです。顎関節症の状況によって、東洋医学的鍼灸治療・電気鍼・トリガーポイントの中で最適な方法を選択して治療を行います。症状に合わせて行いますのでご安心ください。

整体療法

骨格バランス改善による顎関節症の改善 本来人間の体は、少しの筋肉で身体を支えることができるように作られています。ですが、身体にゆがみが生じると姿勢を維持するだけでも過剰な力が必要になり、”立っている”、”座っている”だけでも身体がだるくなったり疲れてきたりすることになります。

 身体のゆがみは地面で固定される足から起こることが多く、足の重心位置異常によって骨盤のゆがみが起こり、骨盤の歪みによって背骨が歪み、背骨の歪みによって頭蓋骨にゆがみが起こり顎関節症が発症するという状態です。

 たとえば、骨盤が歪んでいる場合にはウエストラインの高い方に首は傾く傾向があり、傾いている側の首の筋肉は過緊張を起こし、その状態に連動して咀嚼筋にも力が入り無意識に噛みしめを行ってしまい硬くなってしまいます。このような状態が継続すると、T型の顎関節症を発症させてしまう要因になります。首の傾きによって噛みしめが起こっている場合には、噛みしめを改善するためには全身の骨格バランスを改善しなければ顎関節症は進行してしまう可能性もあります。

 このように骨格のゆがみが筋肉バランスを崩してしまい、咀嚼筋を中心とした顎関節周辺の筋肉のどちらかに過緊張が起こると顎が左右にゆがんでしまうこともあります。その結果、くいしばりが強まり、咬合不全が起こり、さらに顎関節のゆがみが強まってしまいます。これが顎関節症の進行です。

 当院での顎関節症の整体療法は、骨格矯正を主体とした治療法です。姿勢の矯正を中心に下顎骨の構造矯正を行います。下顎骨は咀嚼筋の働きや頸部の筋肉によって変位し運動の制限が起こります。その結果、下顎骨が開いてしまう傾向があります。このような状態を矯正していくことによって、顎関節症の改善を目指します。

※ただし顎関節症治療初期は、全身の骨格矯正ではなく下顎骨周辺の矯正を中心に行います。

顎関節症治療料金

1回 5400円
※初診時には、初診料が別途2160円必要です。
※治療は鍼灸治療または整体療法を行っています。
※完全予約制で治療を行っております。お電話で予約を受け付けております。

 顎関節症のセルフケア

1.改善するまで硬いものは食べない 
 痛みや動きに異常がある場合は、改善するまで硬いものを控えることをお勧めします。硬いものを食べた時に、顎関節症を悪化させてしまう可能性があります。

2.口を大きく開けすぎない 
 口を大きく開けた時に、顎が異常な動きを起こし症状を悪化させることがあります。その為、大きなものを食べる時には小さくする、なるべく大きな声では話さない、あくび、カラオケなどに注意が必要です。

3.マッサージ 
 頬の部分の筋肉を柔らかくマッサージする事は、顎関節症の改善に非常に有効です。ですが、痛みが強い時や発症初期はあまりしない方がいいでしょう。炎症を強めてしまい、痛みが悪化してしまう可能性があります。

4.ほおづえを付かない
 ほおづえをつく事で顎関節に非常に強い突き上げられるような圧迫が加わってしまいます。
この力は、関節内部の構造物(関節円板や関節軟骨)などを傷害してしまう可能性があります。さらにほおづえをつく方は、この姿勢が癖になってしまっている方も多くいらっしゃいます。その為、ほおづえをつく側は常に同じになってしまいます。そうすることで顎関節の動きに関係する筋肉が弱ってしまうことがあります。
気が付いたらすぐにほおづえをやめるようにしてください。

5.いい姿勢を保つ
 姿勢が崩れると全てが崩れます。特に骨盤が前傾(おじぎしたような状態)して猫背になってしまうと、顎を突き出すような姿勢になってしまいます。この姿勢は、首の前側の筋肉に無理な負担をかけてしまい顎関節症に悪影響を与えてしまいます。胸を張るようにして、いい姿勢を心がけましょう。

6.寝る時は上向きで寝る
 寝る時の姿勢は上向きが理想的です。
うつ伏せや横向きは、寝ている時に頭の重みが顎関節部分にかかってしまいます。その為、顎関節部分の血管は圧迫されてしまい血液循環が悪くなってしまいます。その結果、顎関節部分の疲労が取れにくくなってしまいます。
また、寝た時に上にきている顎関節の方で片咬みする癖がつくことが多く見受けられます。
寝る時はできるだけ上向きで寝ましょう

顎関節症治療お喜びの声

30歳代 女性 Y・K様 大阪府大阪市在住
去年の6月に歯の矯正をして、10月に右奥歯の親知らずを抜きました。
 そこから頭に割れそうな痛みが毎日続き、町医者に行き、大病院を紹介してもらいCTを3回もとりましたが、原因がわからないまま手術をし、悪性なものは見つかりませんでした。頭痛薬を病院からもらい、毎日飲んでいましたが、頭痛が治まることはなく副作用でめまい等があり悩んでいました。
 そこで、自分でインターネットを調べ東洋医学治療センターを知り、診療をしてもらい原因が顎関節症による自律神経失調症である事がわかり安心しました。
 今では痛も改善し、たくさん飲んでいた頭痛薬も飲んでいません。

30歳代 女性 匿名希望様 大阪府大阪市在住
 歯医者さんで親知らずを抜いてから急に口が開かなくなってしまいました。そのことを、歯医者さんに相談すると「よくあることです。様子を見ていたらよくなりますよ。」と言われました。歯医者さんのいわれたとおりに、3ヶ月間様子を見ていたのですが一向によくなる気配なし。3ヶ月間の間に、アゴの痛みは強まり、首や肩にも痛みがでてきました。我慢ができずに歯医者さんをもう一度受診したところ、「それは親知らずを抜いたこととは関係がない。」と言われてしまいました。このように言われてしまい、どうしようもなくなってしまい不安でいっぱいでした。
 そこで、インターネットで顎関節症を調べたところ、ホームページを見つけ拝見させていただきました。正直なところ、「整体やハリは怖い」と思っていたのですが、「顎関節症の症状がひどくなるのをこのまま放っておくわけにはいかない」とおもい受診を決意しました。
 ハリ治療は思っていたより痛みもなく、顎関節症の痛みも徐々に改善してきました。それに伴って、首や肩の痛みもやわらぎ一安心してるところです。
 これからも、完全に治るまで治療を受けようと思います。よろしくお願いいたします。

30歳代 女性 大橋 雅美さん 大阪府大阪市在住
 長い間、顎関節症に悩まされ、今までいろいろな歯科や大学病院を受診しましたが、「スプリントを入れて様子を見ましょう」や歯を削って終わりというのがほとんどでした。顎関節症には治療法はないのかなとあきらめかけていました。
 でも試しに整体治療を受けてみようと、野村鍼灸整骨院さんを受診してみました。野村先生の診断で、猫背がひどいことと下顎骨が右に大きくずれてしまっているから右の顎関節に痛みがあるという事が分かりました。
 そして、顎の動きの矯正、骨盤の矯正と姿勢の矯正を受けました。最初はすごい怖かったですが、受けてみるとほとんど痛みもなく治療が終わりました。この治療を16回受けた時には、口が開くようになっていました。
 治療を終えた現在では、昔の顎の激痛や、首の痛み肩こりが嘘のように治り、とても快適な日々を過ごしております。助かりました。本当にありがとうございました。

20歳代 女性 T・Y様 兵庫県神戸市在住
 あくびをしただけですぐに顎が脱臼してしまいどうしていいのか困っていました。インターネットで調べていたら、自分が顎関節症かもしれないと思い野村鍼灸整骨院さんに来てみました。
 その結果、顎関節がゆがんでいると言われました。現在では、治療を7回受けてみて少し顎が安定してきました。
 大きな口をあけてご飯を食べることが私の夢です。
 そうなれるようによろしくお願いいたします。

30歳代 女性 匿名希望様 大阪府大阪市在住
 お世話になっております。○○です。アゴの痛みが気になって仕事に集中できずにミスをしてしまい、いつも上司に怒られたり残業したりの繰り返しになっていました。
『もうこんな生活は嫌だ!』
と思い治療を受けようと決意しました。そこで、インターネットで顎関節症の治療を行っている病院を探しました。でも、病院の数が多すぎてどこに行けばいいのか・・・。そこで、顎関節症について一番詳しく書いてある野村鍼灸整骨院さんを受診させていただくことにしました。
 今日で、7回目の治療になります。おかげさまでサンドイッチを食べようとしても口が開かず食べられなかった口が、今ではハンバーガーも食べることができるようになりました。また、その病院に行っても原因不明だっためまいもだいぶと改善してきました。あとは、顎関節症が原因で起こっている頭痛がなくなればもっと幸せです。
これからもよろしくお願いいたします。

お喜びの声ありがとうございました。

 顎関節症に行われている様々な治療法

顎関節症には様々な治療法があります。ここでは、顎関節症に対して行われている治療法の代表的な方法をご紹介いたします。

1.顎関節症の手術療法(観血的療法)

 顎関節の変形が強い場合や顎関節脱臼を繰り返すような重度な顎関節症には手術療法が最適な方法となります。全顎関節症の3%前後が手術の適応となります。

 手術療法は、保存療法とは異なり外部から直接顎関節を開いて外科的手術を行います。顎関節自体の変形による手術療法の他に、顎関節内症で関節円盤の位置異常(前方転位)などの場合にも関節円盤切除術、関節円板縫縮術などが行われます。

 メリット :4型の顎関節症である、顎関節の変形を改善することができます。

 デメリット:手術後に顔面神経麻痺が起こってしまうことがあります。

2.理学療法(物理療法)

 理学療法の目的は、顎関節症周辺の筋肉の柔軟性の向上顎関節の可動域改善・血液循環の促進を目的に行います。 

 顎関節周囲のマッサージや低周波、レーザー治療、超音波療法、アイシング療法など痛みに対する治療です。それぞれの治療法の特徴を記載します。

 マッサージ顎関節周辺の筋肉を緩和させる目的で行います。

   メリット:1型の顎関節症の場合に有効性の高い治療法と考えられます。

  デメリット:ポキポキやガクガクと関節がなるような顎関節症の場合には症状の改善が見込めない。

低周波療法 顎関節症の痛みの緩和と咀嚼筋の緩和を目的に行います。

   メリット:基本的にすべての顎関節症に行うことができます。

  デメリット:顎関節症の症状が強く出ている場合には治療効果が低いことがあげられます。

超音波療法:超音波療法は、非常に高速で細かい振動を咀嚼筋に与えることにより、硬くなってしまった咀嚼筋を緩和し、同時に体の内部で穏やかな熱を発生させ、血流改善、関節の動きを改善、新陳代謝を活性化することができる治療器です。ケガの耐えないプロスポーツチームでも多く採用されています。
   
   メリット:全顎関節症の痛みの緩和に有効な治療法です。

  
  デメリット:デメリットは、急性期の顎関節症にはお勧めできません。

レーザー治療:レーザー光線を使って身体の深部に熱を送り込みます。これによって、体の深部を温め、痛みの軽減、自然治癒力の促進作用、コラーゲン線維の合成が期待でき、咀嚼筋の早期回復を目指します。

アイシング:アイシングは、顎関節症の発症初期や運動療法後の炎症予防に行います。
※顎関節症の発症初期の場合には、アイシング療法を選択しましょう。

3.運動療法

 顎の動きを改善するための運動矯正と咀嚼筋を中心とした顎関節周囲の筋肉の筋力増強を目的に運動療法を行います。運動法には、口を上下に開ける運動(開閉口運動)と左右に動かす運動(側方運動)、下顎を前に突き出す運動(下顎突き出し運動)があります。

開閉口運動:左右の筋肉を同時に動かす運動です。この運動は、鏡を見ながら行うことが重要です。左右別々で口が開くとこの運動の意味がありません。
   方法:口をゆっくりと大きく開きます。痛みがある場合には、痛みが出るところまで動かします。

側方運動:顎関節周辺の靭帯と顎関節包のストレッチを目的に行います。

   方法:下顎を左右にゆっくりと動かします。

下顎突き出し運動:下顎を前に突き出す運動です。この運動の目的は、関節円盤の位置を正常な位置に戻すことを目的に行います。

      方法:下顎を前に突き出します。この時、口が開かないように気を付けてください。

              ↓

          下顎を突き出したまま口を開くところまで大きく開きます。

              ↓

          下顎を突き出したまま口を閉じます。

 運動療法は、顎関節症のタイプによって行って良い方と悪い方がいらっしゃいます。運動療法を行う場合には、顎関節症の専門家に相談するようにしましょう。
 当院でも、顎関節症の運動療法の指導を行っています。お気軽にご相談ください。

4.スプリント療法

 顎関節症の治療にスプリントと呼ばれるマウスピースのような器具が用いられます。この治療法は、顎関節を安静に保つために使用します。顎関節症の大半が、顎関節に何らかの負担が長期間かかることによって発症します。そのため、顎関節の安静を保つことによって、顎関節にかかる負担の軽減と咀嚼筋の緩和が期待できます。

 スプリント療法は、くいしばりや歯ぎしりの癖がある方にお勧めの治療法です。

 当院では、スプリント療法が有効なのはごく軽度な顎関節症である全顎関節症の20%ぐらいではないかと考えています。理由は、3つあります。

1.顎関節の安静は、顎関節が炎症を起こしている発症から1カ月ぐらいは必要です。ですが、それ以降の場合には安静が必要ない場合も多くあります

2.スプリントは、活動時間帯には装着しにくい。

3.顎関節の動きが正常ではない状態(かみ合わせが合わない状態)で、スプリントを長期間装着すると顎関節の位置異常が固定され症状が悪化する可能性があります。この場合、顎関節症の悪化として咀嚼筋の筋力低下、顎内症の発症、顎関節のロッキングや開口障害、自律神経失調症併発などが考えられます。

このような理由から、顎関節症発症後3カ月以上経過した場合にはスプリント療法は好ましくないのではないかと考えています。

5.整体療法

 顎関節は、横から見ると骨盤の真上にあることが理想です。ですが、猫背の方の顎関節の位置は骨盤の上にありません。そのため、首の筋肉である胸鎖乳突筋・斜角筋・僧帽筋などが硬くなる傾向があります。これらの筋肉が硬くなることによって、咀嚼筋に無理な負担をかけ咀嚼筋障害が現れます。その結果、咀嚼筋の筋緊張亢進や顎関節の運動障害が見られるようになります。その結果、1型の顎関節症が発症します。

 猫背の場合には、1型の顎関節症から3型の顎関節症に移行するのが正常の方に比べると早い傾向があります。
 これを逆に考えると、姿勢を改善する事によって顎関節周辺の筋肉である咀嚼筋にかかる負担を軽減する事ができると考えられます。その結果、顎関節症の改善が見込まれます。

このように、多くの治療法がありますがこの中から自分自身の顎関節症の原因に合った治療を受ける必要があります。わからない場合は、顎関節症の原因を専門家に聞いてみることをお勧めします。

顎関節症は、進行性の病気です。早期の治療開始が重要となります。

 顎関節症の症状(詳細)

.顎が痛む
顎関節やその周辺が、食べ物を噛む時や口の開け閉め、顎を動かした時(話している時)などに痛むのが特徴です。また、発症初期や炎症が強い時には何もしなくても痛む時があります。 全ての顎関節症のタイプでみられる代表的な症状です。

.顎を動かすと音(ポキッ・カクカクなど)が鳴る
顎を動かすと耳の前あたりの顎関節部で音がします。この音は、顎関節の動きが悪いことによって起こっている音で顎関節症の1番初期の状態と考えられます。たまに鳴るぐらいであれば問題ありません。しかし、急激に音の回数が増えたり・音と共に痛みが引き起こされるようになると早期に治療を開始した方がいいです。顎関節内に問題が現れるV型顎関節症で認められることが多い症状です。

.口を大きく開けられない
本来、口を開けると指が縦に3本位入るのが正常な状態です。指縦に2本以下の場合は顎関節症の状態と考えられます。これは、気が付かないうちに痛みをかばう為に動かさなくなり徐々に口が開かなくなる場合と、顎関節の構造異常によっていきなり口が開かなくなるという場合があります。

.噛み合わせが悪くなる
顎の関節や、咀嚼筋(そしゃくきん:噛む時に使う筋肉)がおかしくなると顎の動きがおかしくなります。例えば、鏡の前で口を大きく開けてみてください。この時に顎先はまっすぐ下に降りていますか?顎先が右や左もしくはS字状に動いていませんか?この動きの異常から、かみ合わせが悪くなってしまいます。このパターンは、背骨の動きゆがみや骨盤のゆがみ原因になっている場合が多くあります。

.口を閉じられない
口を閉じられない方は非常に少ないですが、顎関節の中で下顎骨が前にずれてしまい口が閉じられなくなってしまっている状態です。この状態は顎関節症が進行した変形性顎関節症(W型顎関節症)で認められる症状です。※口が閉じられないのは顎関節脱臼で認められることが多い症状です。

.耳鳴り・耳の閉塞感
顎関節症が慢性的に経過する事によって、顎関節周辺に腫れが起こってしまいます。この腫れが耳鳴りや耳の閉塞感を引き起こしてしまう事があります。また、顎関節が、外耳道(耳の穴)のすぐ前にあります。その為、顎関節が歪んでしまうと耳の穴を圧迫してしまう可能性があります。この圧迫によって、外耳道の皮膚は常に引っ張られた状態になります。このような状態が慢性的に経過することによって、顎関節周辺に腫れが起こったりリンパの流れが阻害されるなどによって、キーンという金属音のような耳鳴りやザーザーといった波の音のような耳鳴りなど高音の耳鳴りが引き起こされます。さらに、耳鳴りとともに耳の閉塞感を伴う事もあります。
 また、顎関節のゆがみが強く起こった場合には内耳神経が圧迫される事によって大きな音で耳鳴りが起こることもあります。
 耳鳴りで、耳鼻科を受診しても原因不明の場合や薬を長期間飲んでも耳鳴りがおさまらない場合には、顎関節症にって引き起こされている耳鳴りかもしれません。

.頭部や顔面部の神経痛
 顎関節症が悪化すると、後頭部の大後頭神経痛や顔面部の三叉神経痛を引き起こしてしまう事もあります。そのため、頭部や顔面部に神経痛などの症状が出ることがあります。

顎関節症の病型による症状

1型の顎関節症の症状
1型の顎関節症は、咀嚼筋障害に起こる顎関節症です。そのため、顎関節周辺の筋肉付着部や関連部に広く痛みが認められます。

○よく寝違いを起こす

○首が動きにくく、常に疲労感がある

○目が充血しやすく疲れやすい

○慢性的に首から肩にかけてコリ感や重だるさを感じている

○耳鳴りやめまいを感じることがある

○耳閉感(耳が詰まった感じ)がする

○後頭部やこめかみに頭痛がある

○頬骨周辺の痛み

○原因不明の鼻詰まりがある

2型の顎関節症の症状
2型の顎関節症は、外傷(けが)による損傷のため様々な症状が認められます

○顎関節の運動に痛みが伴う

○顎関節部(耳の前)を触ると痛い

3型顎関節症(顎関節内障)の症状
3型の顎関節症は、顎関節の内部構造の異常によっておこる顎関節症です。そのため、痛みや運動障害が認められます。

○口を開け閉めしにくいことがある

○口を開け閉めする時に”パキパキ”なることがある

○口を開けるときにまっすぐ開かず、どちらかにゆがむ

○顎関節周辺に引っかかりが起こり口が開かない

○物をかむときに顎関節部に痛みがある

4型の顎関節症の症状
4型の顎関節症は、他の顎関節症が進行することによって発症します。そのため、4型の顎関節症の症状というよりは様々なタイプの顎関節症の症状が認められます。

その他、顎関節症によって自律神経失調症が併発することもあります。

 顎関節症治療院の選び方

【治療法について】
 顎関節症治療に関して、開業している整体院や整骨院であればどこでも治療ができると考えがちですがそんなことはありません。

 現状、鍼灸や整骨院、整体の業界は、半数以上はマッサージをするだけの慰安的な場所になっています。その為、顎関節症の”治療”は行ったことがないという状態です。

 このような現状の為、顎関節症の症状改善のための顔面骨矯正や姿勢矯正・鍼灸治療を受けたい方は顎関節症治療をその治療院で実際に行っているのかどうかを事前に確認する事をお勧めします。顎関節症は、進行性の疾患であるため治りにくい病気の1つとして考えられています。その為、治療経験の無い治療院で顎関節症の症状が改善するという事は考えにくいです。

 現に当院にも、過去に他院で間違った治療をされ、不快な経験をした患者さんが来ることがあります。
 当院だけが顎関節症治療の治療院ではありません。他にも治療院はたくさんありますが、そうではない治療院も多いのが現状です。 

【説明について】
 顎関節症治療を受ける時に、なぜ顎関節症になっているのか?顎関節症の原因は何か?身体のバランスはどうなのか?などの説明をしてくれる治療院をお勧めします。この説明がない場合、顎関節症の状況について理解が出来ておらず、全ての方に同じ施術を行っている可能性があります。 

また、これは絶対ではありませんが”背骨や頭蓋骨の骨格模型”のないようなところは注意が必要です。この背骨の骨格模型が、全身の骨格模型であれば信頼度の高い治療院と考える事が出来ます。参考にしてください。

 納得がいかない治療をされたときや説明を全然してくれないなどの時には他の治療院を探してみることをお勧めします。

【国家資格の有無について】
 顎関節症の治療に限った事ではありませんが、最近無免許の施術所が増えてきています。一般の方から見て、どの施術所が国家資格所持者がいるのか分からないのが現状です。その為、通院される前に確認される事をお勧めします。また、HP上であれば”柔道整復師””鍼灸師””理学療法士””作業療法士”等の資格が書かれていればこれらは国家資格です。

 鍼灸治療は国家資格がなければ行う事ができません。国家資格を所持している鍼灸師の治療が基本となります。

 また、姿勢矯正や顔面骨矯正も体についての知識が豊富な国家資格所持者による治療をお勧めします。

【使用する鍼について】
 現在では使い捨ての鍼を使用する治療院が増えてきてはいますが、そうでない治療院があることも事実です。出来るだけ使い捨ての鍼を使用している治療院をお選びください。
 これは、絶対ではありませんが日本製の鍼を使っているところがお勧めです。

【受診科目について】
 顎関節症になってしまって、『何科を受診したらいいのかわからない。そのため、受診までに時間がかかり顎関節症の症状が悪化してしまった。』という方が多くいらっしゃいます。顎関節症になってしまった時に何科を受診したらいいのかをご紹介いたします。

 顎関節症は関節部の損傷の場合と関節を構成している筋肉の問題、さらに歯科治療によるミスによって歯の高さが合わなくなった結果に発症する顎関節症の3つに大きく分けられます。

 まず、関節部の損傷や筋肉の問題によって起こっている顎関節症の専門科は整骨院もしくは整形外科です。ただし、顎関節症の知識を持ち治療を行っているところが少ないのが現状です。また、顎関節症が進行してしまっている場合には口腔外科への受診が必要となる場合があります。

 最後に、歯科治療によるミスで歯の高さが合わなくなった場合には歯科もしくは口腔外科が専門科目になります。このような際には、整骨院や整形外科に受診しても治療法はありません。ただし、歯の高さが合わなくなった状態で顎の位置関係が乱れてしまっている場合には整骨院と歯科の同時受診が必要となる場合も多くあります。

顎関節症になってしまって受診科目を悩まれている方は参考にしてください。

information

ロゴ 大阪府大阪市淀川区の東洋医学治療センター(野村鍼灸整骨院併設)です。最寄駅は、新大阪駅で徒歩8分です。当院は厚生労働省認可の治療院で、鍼師・灸師・柔道整復師の国家資格所持者による治療を行っております。
 当院は日本で唯一のアメリカ合衆国大統領からの顕彰、国連機関のWHFからの顕彰、さらにUniversity of Williamsburgから東洋医学に関する学位を取得した治療院です。

プロの治療によって、安全・安心に顎関節症の改善をサポートします。
西洋医学的な治療では無理と言われあきらめていた方の症状が、東洋医学的な治療によって改善する事も多くあります。
あなたの症状に応じて東洋医学治療や整体療法を使っています。もし不安や、心配なことがあれば遠慮なくお伝えください。
できる限りご要望に応じて、治療を進めてまいります。

一緒に快適な日常生活を取り戻しましょう。

受付時間
10:00〜21:30 /

※日曜診療は8:30〜19:00
・完全予約制
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大阪府大阪市(淀川区・西淀川区・中央区・北区・東淀川区・港区・福島区・都島区・住吉区・大正区)
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兵庫県尼崎市・西宮市・宝塚市・伊丹市・芦屋市・神戸市
奈良県・京都府・岐阜県・和歌山県・岡山県・愛知県・滋賀県・徳島県

野村 繁樹柔道整復師・鍼師・灸師

2003年に大阪市淀川区に鍼灸整骨院を開業。専門は漢方医学・東洋医学
2012年 アメリカ合衆国オバマ大統領からGOLD AWARD
2015年 国連機関WHFから鍼灸スペシャリスト認定

URL: https://www.nomuraseikotuin.com/TMJ.html

Toyo-medicine野村鍼灸整骨院

532-0004
大阪府大阪市淀川区西宮原1-6-36

TEL 080-6224-4693
mail toyo_medicine@ezweb.ne.jp
日曜日も顎関節症の治療を行っております。
最寄駅は新大阪駅で、新大阪駅から徒歩約8分です。

  受付時間
 月  10:00〜21:30
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 水  休診日
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 金  10:00〜21:30
 土  8:30〜16:30
 日  8:30〜18:30

※完全予約制
※顎関節症治療のご予約は電話・LINEで受け付けております。
※治療中や往診中には電話に出ることができない場合がございます。そのような場合には、しばらくたってからおかけ直しください。
※当日の予約の空き状況はLINEのタイムラインに記載いたします。(10:00更新)
キャンセルなどでその他の時間に空きが出る場合もございます。お気軽にお問い合わせください。